‟東洋のアルカディア”を実感!(2) ~置賜・見渡す限りの紅葉~

感謝・感動・歓喜!

こんばんは。いろは君です!
紅葉真っ盛りですね~。紅葉にいこーよ―(笑)がははははっ!
先日(11月12日)に訪れた山形・置陽(おきたま)地方は紅葉真っ盛りでした。
見渡す限り、どこもかしこも紅、橙、黄に染まった紅葉で美しく、感動しました!

紅葉のなかの山道
紅葉とのどかな農村風景 屋根と森とどっちが紅いかな~

置陽地方とは、米沢市を中心とする山形県南部地方のことで、今でも美しい自然が残り、豊かな大地があり、人情の温かいところでした。19世紀に日本を旅行した英国人女性イザベラ・バードは、置賜地方のことを下記のように記しています。
「米沢平野は、南に繁栄する米沢の町があり、北には湯治客の多い温泉場の赤湯があり、まったくエデンの園である。「鍬で耕したというより鉛筆で描いたように」美しい。米、綿、とうもろこし、煙草、麻、藍、大豆、茄子(ナス)、くるみ、水瓜、きゅうり、杏、ざくろを豊富に栽培している。実り胖に微笑する大地であり、アジアのアルカディア(桃源郷)である。」(イザベラ・バード『日本奥地紀行』(高梨健吉訳)平凡社ライブラリーより)
2日間の滞在でしたが、「東洋のアルカディア」を感じることができました!

今回は、南陽市から米沢市を通り、西置賜郡飯豊町に行きました。
飯豊町は、福島県と新潟県の県境に位置する山間地方で、飯豊町の中心部には米沢市街からは車で30~40分ほどで行けます。
米沢市街を抜けて山道に入ると、見渡す限りの紅葉が続き、驚きます!

いろは君は静岡に住んでいますが、静岡は杉、檜の植林で山は針葉樹ばかりで、あまり紅葉をみることができません。紅葉を見に行くために山にドライブに行って、奥地でやっと見ることができる程度です。
山形・置賜地方では、平野部でも広葉樹が目立ち、また西置賜郡飯豊町などの山間部に入るとほとんど広葉樹なので、見渡す限り一面の紅葉を見ることができます。

戦後の国策で、スギ、ヒノキの植林を進められた地域が多いなか、ブナやナラが群生した山は珍しく貴重だと思います。
ブナ、ナラなどの広葉樹の紅、橙、黄に染まった山々とほのぼのとした農村風景をみて、”東洋のアルカディア”(桃源郷)を実感しました!

コメント

  1. […] […]

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