国産広葉樹の用途(2)~なぜ広葉樹を木材チップにするのか!?~

コラム

こんばんは。いろは君です!
昨日に続き、国産広葉樹の用途についてです。

現在、国産材の素材供給量のうち、たった10%しかない広葉樹ですが、そのうち93%は木材チップ(おがくず)として使われています。
一昔前の感覚では、ナラ、タモ、サクラ、クリなどの広葉樹のムク材の家具は高級品というイメージで、広葉樹のほとんどが木材チップにしているのはもったいないと思ってしまいます。今でも、北海道のナラの銘木などは高級家具に使われてはいるでしょうが…。
もっとも、最近の家具は、無垢材は少なくなり、集成材や芯材にMDFやパーティクルボードを使った合板の家具が多くなりました。

それでは、なぜ広葉樹を木材チップ(おがくず)にするのでしょうか?

なんと、その理由は、キノコの菌床栽培などに使われているからでした!?

えー、いろは君の感覚では、キノコは原木栽培というイメージでしたが、現在のキノコ生産は主に菌床栽培のようです。
もともとキノコの原木栽培でも、しいたけはコナラやクヌギ、なめこはブナなど、キノコは広葉樹で菌が育つので、菌床栽培でも原料は同じ広葉樹が適しているというのです。

菌床栽培が増えて、広葉樹は家具用材にするよりも、木材チップにした方が、価値が高いのです!

それにしても、戦後、広葉樹からなる天然林を、住宅用材として経済的価値が高いとして、スギ、ヒノキに植林する「拡大造林政策」があったにもかかわらず、山形・置賜地方などのように広葉樹が残る地域は一体どうしてだろう?と思う。

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