国民学校初等科・習字教科書はとても興味深い

コラム

こんばんは。いろは君です!
10月に静岡市にある古民家、鈴木邸(登録有形文化財)で行われた「秋の探書会」で出会って購入した「国民学校初等科習字教科書」(教師用)を読み、感動したので、「いろは・ひふみ呼吸書法』の勉強会や「筆跡診断」の際などに、この本を持参してご興味のある方にご覧頂いていました。

ほとんどの方が、戦後の現代の教育を受けてきているので、戦前の教育がとにかく珍しく、古く感じますが、こんな風にやっていたんだ~と興味津々になります。
かなり書道をされている方は、これは理想の習字教育の教科書ですね!とおっしゃる方もいました。
また、国民学校を経験している方は、懐かしそうにご覧になります。
※国民学校初等科習字教科書の詳細については、下記ブログをご参照ください。

書は心を写す 戦前の初等科習字教科書より | いろは君の源点回帰 (xdomain.jp)

初等科習字教科書をお手本にしたい! | いろは君の源点回帰 (xdomain.jp)

12月5日(土)の浜松での「いろは・ひふみ呼吸書法」勉強会でも、教科書を閲覧して、その中の「習字教育の目的」を拝読しました。

「書は心畫(しんが)なり」とか、「心正則筆正」(心正しければ筆則正し)など書かれていて、書は心の反映というのが良く伝わる内容です。
書に心が現れるから、心を込めて書きましょう!と強く訴えています。
そして、道具と大切にすることや姿勢、躾などにも触れており、書は精神の鍛練であり、心身一如の行にまでなるものとありました。

読んでいて、まさに山本光輝先生が常日頃からおっしゃっていることに似ていると感じました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました