‟人生即努力 努力即幸福” 本多静六記念館(その2)

感謝・感動・歓喜!

林学博士・大学教授と公園設計で成功を収めた静六翁は、晩年には奨学金の設立や寄付などの社会貢献に尽くした。そして、その豊富な人生経験、成功体験を本に著した。

死後70年を経た今も読み継がれている。その成功の秘訣は何だったのか。

数多くの著作本

まず、「人生計画総括表」の作成である。若い頃から強い目的意識を持っていた。

将来に向けて、今何をすべきか明確にして努力した。

少年時代からドイツ留学時代まで経済的困難のなか苦学を経験した。ドイツから帰国後、経済的な自立をめざし収入の「四分の一天引き貯金」を実行、それを基に安定的な運用もして多額の資産を築いた。最初の2,3年は毎月月末になるとお金が少なくなったが、ごま塩をおかずに食事をして貫いた。

いろは君も、天引き貯金をしているが、足りなくなると引き出している。天引き預金分を越えて引き出し、赤字になることもある(笑)。

なぜ静六翁がそれを実現できたかといえば、「人生計画総括表」に基づく明確な目標があったからだ。お金に困って、やりたい事ができないことがないように準備した。はじめて15年すると、本給よりも投資による収入が上回ったという。

それを知ったら、今からでも「天引き預金」の厳守と投資をしたいと思う。

また、「天引き預金」とともに助教授時代から、「1日1頁の原稿執筆」を開始した。それが、生涯370冊に及ぶ著作の基になった。小さな積み重ねがいずれ大きな成功を産む。静六翁を見習い、私も「1日1頁」を目標に毎日コツコツと文章を書いていこう。

本多静六人生訓

その他、処世の秘訣として、静六翁の人生訓を知る。「仕事の面白さは努力の質と量に比例する」や「人を批判するときは必ず代案を出せ」など金言ばかりだった。

なかでも最も心に響いたのが、静六翁の座右の銘である‟人生即努力 努力即幸福”だ。

仕事を楽しみ、誰よりも努力し社会に貢献し幸福を掴んだ静六翁の人生そのものの言葉だ。

現代は楽して儲けようという風潮がある。しかし、静六翁のこの言葉がいつの世も真理だ。

同館を後にして、さっそく静六翁の代表作三巻の合本版を買い求めた。

静六翁を見習って、私も人生を楽しんで努力し幸福を掴みたい!

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