いろは呼吸書法

いろは呼吸書法とは・・・

「いろはうた」をご存じでしょうか?

「いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせすん」の四十八音の言霊です。

戦前の学校教育では、この「いろはうた」でひらがなを覚えていましたが、戦後は「あいうえお」の五十音順にに変わりました。そのため、若い世代では知らない人も多いかもしれませんね。

「いろはうた」の歴史は古く、日本人は連綿として「いろはうた」に親しんできました。弘法大師・空海は、「いろはうた」を真言宗の宗歌にしています。また、不出世の武道家である合氣道開祖・植芝盛平翁は「素の御言 五十鈴の姿 いろはうた 大地の上を 正すサムハラ」という歌を残されています。(意味は、神様の御言葉が鈴なりのように鳴り響いているいろはうたは大地の上を清める)

その「いろはうた」や「ひふみ祝詞」を声に出しながら、合氣道の構えの手で筆を持ち、書くのが「いろは呼吸書法」です。合氣道開祖・植芝盛平翁直弟子で、合氣道七段の呼吸書法家・山本光輝先生が、長年の武道の鍛錬から創案されました。

書をしながら、呼吸をして、言霊を発声する瞑想的な書法で、「いろはうた」の四十八音の言霊が倍音して、自然と調和し、心身を浄化してくれます。

創始者で光輝書法会主宰の山本光輝先生に、10年以上師事し、認定講師である「いろは君」が、実践勉強会を静岡から豊橋で開催しております。手首を柔らかくして書くこと、姿勢などを丁寧に指導致します。

字の上手下手ではなく、無心になることを目的としていますので、書道をしていない方でもお気軽にご参加ください。書道具レンタルもございます。

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