文房四宝

いろは呼吸書法

墨のいろは ~墨のいろいろ~

私の書の師匠の山本光輝先生は、「墨は主身である」とおっしゃっている。また、「太陽光線のスペクトルを、色として混ぜ合わせると黒色となり、黒即ち墨は、太陽心(神)の総体である」ともおっしゃっている。即ち、墨で顕される書の軌跡は、太陽神でもあり...
いろは呼吸書法

墨のいろは ~墨の摺り方~

             墨の摺り方に、正式なものがあるだろうか?墨メーカーの墨運堂さんにおすすめの摺り方を聞いた。 ➀少しずつ陸で摺るべし!  硯の陸のへこんでいない平らな部分で、少し水を垂らして、墨を摺り、硯の海のへ...
いろは呼吸書法

『墨のいろは』 ~墨の成分~

書は炭素エネルギーの芸術である!と、私の書の師匠、山本光輝先生は言う。 書に使う墨の成分は、基本的に煤の炭素と膠のタンパク質だけだ。膠は煤を固めるために使う。 硯に水を差して、墨を磨ると、墨液になる。その墨液を筆にたっぷりと含...
いろは呼吸書法

鳳来寺硯を求めて(2)

「鳳鳴堂硯舗」は、鳳来寺の表参道に、工房兼店舗があり、五代目名倉鳳山先生が鳳来寺硯を製硯されている。鳳来寺硯は、鳳来寺山から産出される鳳鳴石(ほうめいせき)、金鳳石(きんぽうせき)、煙巌石(えんがんせき)の3種類の石を材料として作られた硯...
いろは呼吸書法

鳳来寺硯を求めて(1)

鳳来寺山を訪ねたのは、表参道から歩いて1,425段を登って参拝したかったことと、もう一つ理由があった。それは、鳳来寺硯を求めるためであった。 鳳来寺の硯の歴史は、鳳来寺山開山当時の約1,300年前から作られていたと伝えられている。江...
いろは呼吸書法

伝統工芸士、川合福男さんから筆の使い方を教わろう!

こんばんは~、いろは君です!いや~今日も冷え込みましたね。まだ冬にもなっていないですが(^^ゞ今日も熱燗がおいしかったです。五臓六腑に染み渡りました(笑)今日は筆についてのお話しです!書道の筆といえば、熊野筆(広島)や奈良筆が有名です。静...
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