5月の藤枝実践会を、15日(土)9:30~11:30、清水寺で行いました。
古刹・清水寺は藤枝市街を見下ろす小高い丘にあり、木々に覆われていて、とても清々しい。会場の玄関では、蛇がお出迎えしてくださっていました~☺



はじめての方が3名いらしてくださいました。
そのうち、お一人は八十五歳の男性。昭和十一年生まれで、子供の頃は学校の教科書は「いろはうた」だったとおっしゃっていました。鈴鹿の椿大神社の修行にも行かれ、滝行や「ひふみ祝詞」を唱える行を経験されている方でした。とても八十五歳にはみえない壮健な方で、びっくりしました~。
毎月読んでいる、山本光輝先生の書論レポートも初心者の方にもよくわかる「呼吸書法は人生を変える」を読みました。
それには、いろは・ひふみ呼吸書法は「上手に書かなくてもいいから、丁寧に書きましょう」の意味が説明されていました。
「丁寧に書くとはゆっくり筆を動かすということで、線がふるえたり、形が崩れたりということもあって、さっさと動かしたくなるものです。しかし、ゆっくり筆を動かすと、意識とか想いのエネルギーは、書の線に注入しやすくなり、集中力も高まって参ります。」とありました。
さらに、「ゆっくり丁寧な書き方で文字の形を腕や体が覚えてしまいますと、後の中級、上級の速記者並の書き方の時、その基本で身に付けた文字が、自然に筆先に現れるようになる」とありました。
どうしても、早く書いてしまいがちですが、改めて、「ゆっくり丁寧に書くこと」を認識しました。

そして、手首鍛錬法、アオウエイ瞑想をしてから、できるだけゆっくり書くことを意識して、実践しました。格子、五本の線の練習、円相を書いて、いろはうた四十八文字を一音ずつ一文字入魂で書き、いろはうた、ひふみ祝詞を書きました。
皆さんの言霊が響き合い、参加者同士、そして内なる自分との調和ができた実践会となりました~☺
次回の藤枝実践会は、6月19日(土)、9:30~11:30、藤枝・清水寺(藤枝市原6-1)で開催致します。ご興味のある方のご参加をお待ちしております。
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