‟東洋のアルカディア”を実感!(1) ~南陽市・宮内熊野大社~

感謝・感動・歓喜!

こんばんは。いろは君です!
先日、山形の置陽(おきたま)地方の南陽市、米沢市、西置賜郡飯豊町に行きました!
19世紀の女性旅行家イザベラ・バードが、この置賜地方を訪れた際に「東洋のアルカディア(理想郷)」と讃えたそうですが、今でも古き良き日本が残っていて、感動しました!

最初の訪れたのは、南陽市の宮内です。
3年前に東北中央自動車道が開通して、福島から米沢市まで40分程度、南陽市までは自動車で1時間程度で行けます。
南陽市の宮内には、日本三熊野の一つで、東北の伊勢といわれる熊野大社があります。
伊勢神宮より直伝を許された太々神楽が、熊野大社に伝わって以後、伝授を禁じられた為、伊勢神宮と熊野大社だけに伝わるお神楽があります。
そのために、東北の伊勢と呼ばれているようです。

宮内熊野大社 鳥居
社号標 東郷平八郎揮毫

ご祭神は、熊野夫須美大神 (伊弉冉尊)くまのふすみのおおかみ(いざなみのみこと)、熊野速玉大神 (伊弉諾尊)くまのはやたまのおおかみ(いざなぎのみこと)と熊野家津御子大神  (素盞鳴尊)くまのけつみこのおおかみ(すさのおのみこと)です。
熊野大神様は、別名、イザナキノミコト・イザナミノミコトで、日本で最初に結ばれた神様をお祀りしており、縁結びの神様として最近は人気があるそうです。
本殿裏の彫刻には、三羽のうさぎが隠されており、三羽すべてを見つけると、「願い事が叶う」、「幸せになれる」と言い伝えがあるそうです。
いろは君はに2羽は見つけられたのですが、もう1羽は見つけられませんでした(^^ゞ

参道に置賜名産の菊の花
宮内熊野大社拝殿

以前は地元の人しか知らない神社であったそうですが、数年前からのパワースポット、神社ブームで最近は人気があり、遠方からの参拝も多いそうです。
この熊野大社で圧巻なのが、拝殿の茅葺屋根建築とご神木の大銀杏です。特に大銀杏の樹形は美しく、紅葉した葉は散りつつあり黄色の絨毯ができていました!
宮内では、大銀杏の葉っぱが散ると雪が降り始めるといわれているそうです。

そして、宿は宮内熊野大社の近くにある「いとや旅館」に泊まりました。
木の香り漂う昔ながらの古き良き日本の旅館でとても趣がありました!
いろは君は、基本的に旅館にしか泊まらないのですが、その理由のひとつとして、一泊二食付きを所望しているからです。
飲食店を探すのが面倒なこととと、晩酌をして部屋ですぐ寝たい(笑)ためです。
でも、これまでの経験上、旅館の食事は最高においしいのです!

いとや旅館
居酒屋「糸蔵」

今回は、日本酒三種呑み比べ付きの一泊二食付きプランで宿泊しました。
旅館のご主人は料理人でもあり、「いとや旅館」併設の蔵造りの「糸蔵」という居酒屋で、置賜のお話しなどを聞きながら、地酒と地元料理を堪能しました!
昔ながらの旅館が激減するなか、山形・置陽には情緒豊かな旅館が残っていました。
木の温もり、人の温もり、日本酒の旨さを感じ、‟東洋のアルカディア”(桃源郷)を感じました!

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