かなの美 大田区立熊谷恒子記念館

コラム

こんばんは~、いろは君です!
いろは君は、「いろは・ひふみ合氣呼吸書法」という、いろはうた、ひふみ祝詞を声に出して書く書法をしています。
創始者の山本光輝先生は、かな文字を書くことを勧めております。
筆跡診断の観点からも、かな文字を書くことはかなりの効用があると思います。

最近は、若い世代を中心に硬い字が多いです。
字が硬いと性格も硬くなりがち。
昔は行書、草書も書きましたが、今は書きませんから、かな文字をたくさん書くのがいいと思います。字が柔らかくなると、性格も柔らかく、柔軟になりますから。

昭和11年築のモダンな日本家屋
熊谷恒子記念館入口
凛とした銅像

そこで、かな文字研究も兼ねて、東京都大田区立熊谷恒子記念館に行きました。
熊谷恒子さんは女流書家で、かなの達人で、現上皇后陛下への書のご進講もされていたすごい方でした。

熊谷恒子さんは、かな文字について「平安朝の假名(かな)を学ばねばならない。假名(かな)は日本の國字である」と述べており、かなの書の美を追求された方でした。

「いろは・ひふみ合氣呼吸書法」のいろは・ひふみのお手本も、平安時代の紀貫之さんのかなを山本光輝先生が臨書したものなので、相通ずるものを感じました。

『枕草子』、『源氏物語』、『竹取物語』などの日本古典文学を巻子や帖、掛軸、屏風、額などに数々書かれており、かなの美については正直よくはわかりませんが、とにかく柔らかく繊細、洗練されたものということを感じました。

日本固有のかな文字は素晴らしいです!
かな(神名)文字を、かな(神名)を唱えて書く、「いろは・ひふみ合氣呼吸書法」で、ひたすらかな文字を書いてみるのはいかがでしょうか?


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