栃木市・山本有三ふるさと記念館

感謝・感動・歓喜!
山本有三 石碑

おはようございます。いろは君です!
先日、栃木市に行き、感謝、感動、歓喜しました!
栃木市は蔵の町として知られ、風情のある街並みが残っています。

蔵のある街並み
巴波川沿い


栃木駅前に、山本有三の石碑があり、それを読んでみると、「たったひとりしかない自分を、たった一度しかない一生を、ほんとうに生かさなかったら、人間、生まれてきたかいがないじゃないか。 山本有三作 路傍の石より」とあった。
胸が熱くなる言葉である。
石碑の裏面に山本有三の略歴があり、栃木市出身であることがわかった。
そこで、栃木市にある「山本有三ふるさと記念館」に行ってみた。

山本有三ふるさと記念館

文豪、文化人、政治家でもあった山本有三は、明治20年(1887年)生まれで、父親の反対にあいながら、苦学して学問を志し、東京帝国大学を卒業し、作家として、「路傍の石」や「真実一路」などの不朽の名作を遺した。そして、戦後は国語の平易化、日本国憲法の口語化を主張し、‟国立国語研究所”を作るために国会議員になり、その後は文化的諸施策の実現に尽力した方です。

記念館には、有三のことば集が多数掲げてある。
「勇気を失うな 心に太陽を持て」
「人間はな人生という砥石でごしごしこすられなくちゃ光るようにはならないんだ」
「人生は死ぬことじゃない、生きることだ これからのものは、何よりも生きなくてはいけない」
「人間、どれだけ苦しみに耐えることができるかによって、はじめて、その人の値うちがわかるのだ」
などなど。

苦しみや困難にもめげずに、確固たる信念と情熱で人生を切り開いた、気骨の人、山本有三さんの人生がにじみ出ていて、感動!

「路傍の石」、「真実一路」は聞いたことがありますが、読んだことはない。
山本有三の文学の特徴は、誰もがわかりやかる平易な文章で書かれているとのこと。
ならば読めるかな。一度読んでみたいと思いました!

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