『ちちぶ銘仙館』(1) ~美が調和した建物に感動~

感謝・感動・歓喜!

こんばんは。いろは君です!
先日訪れた秩父に、国指定伝統工芸品「秩父銘仙」がある。
銘仙とは、平織りの絹織物の一種で、大正から昭和にかけての女性の普段着として、お洒落着として普及していたものです。
わかりやすくのが、竹久夢二の美人画の女性の着物です☺

秩父には、秩父銘仙をはじめとする秩父織物等の歴史上貴重な資料の展示や伝統的な技術を伝承する「ちちぶ銘仙館」があるということで、伝統工芸品好きなので、行ってみました。

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建物は、アメリカ人建築家のフランク・ロイド・ライト氏が考案した大谷石積みの外装と昭和初期の特徴的な装飾を活かした美が調和した建物で、可愛らしい平屋で感動!
国の登録有形文化財に指定されていて、今では、なかなか見ることができない建築美で一見の価値があります!

建物入口エントランス
建物内部廊下
応接間

この建物は、昭和五年に秩父絹織物同業組合(現秩父織物商工組合)が、秩父地域の繊維産業の向上と振興を図るために、建築し、埼玉県秩父工業試験場を誘致したものでした。
当時は銘仙などの生産が盛んであり、埼玉県に秩父工業試験場を建設願いを出したが、却下されたため、組合で自前で建物を建てて、誘致したというものです。
その情熱、そして、美しい建物にこだわった美意識、資金力に当時の秩父銘仙の隆盛ぶりが伺えます!

建物だけでなく、館内の展示内容、体験施設がまた素晴らしい!
それは、また明日(^^ゞ

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