美術館、個展

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稀代のジャーナリスト・徳富蘇峰に感動! 山王草堂記念館

東京の大田区山王、馬込界隈は、落ち着いた閑静な住宅街で景観が良い。 もともとは、風光明媚な景勝地であり、明治期には政治家、実業家の別荘があった。 大正末期から昭和初期にかけては、多くの文士、芸術家が住み、「馬込文士村」と呼ばれ...
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暴れ天竜を恵みの川に変えた漢 金原明善翁

遠州を流れる天竜川は、昔から暮らしや産業に恩恵をもたらしている。 諏訪湖を水源として、三遠南信の急峻な地形を流れて、遠州灘に注ぐ国内屈指の急流河川である。 上流域は風化しやすい花崗岩が広く分布、もろい地盤で大雨が降ると大量の土...
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のどかで美しい街・真岡~ひっそりと真岡木綿の隆盛を今に伝える金鈴荘なり~

最近、旅館をめっきりみなくなった。どこへいっても全国チェーンのビジネスホテルがある。 それでも、まだ旅館が残っている地域がある。栃木県の真岡には、旅館が何軒か残っている。 私は旅館が好きなので、栃木に行くと都会の宇都宮でなく、...
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生誕百五十年記念展 板谷波山の陶芸(2)~生涯~

記念展は、副タイトルの「麗しき作品と生涯」の通りだった。 百七十点もの作品を鑑賞するとともに、生涯もよくわかった。 波山は、明治5年(1872)生まれで、幼い頃から書画、美術品が身近にある環境にあった。最初は奉公に出されたが、...
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生誕百五十年記念展 板谷波山の陶芸(1)~麗しき作品~

半年前、茨城県下館(現筑西市)にある「板谷波山記念館」を訪ねた。そこで、板谷波山の陶芸に感銘を受けた。そして、令和4年(2022)4月16日から6月19日にかけて、「生誕百五十年記念展・板谷波山の陶芸―麗しき作品と生涯」があると知った。全...
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下館・板谷波山記念館 ~麗しく美意識溢れる陶芸~

茨城県下館(現筑西市)には、趣のある古い建物が残っている。懐かしい昭和風情が漂う街だ。 下館駅から徒歩十分、稲荷町通りと旧国道五十号の交差点に、とりわけ趣のある、「板谷波山記念館」がある。 板谷波山 生家 板谷波...
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御殿場 東山旧岸邸

建築に携わる仕事をするようになり、建築設計士や大工、工務店の方と接する機会が多くなった。 そのため、建築の工法に触れる機会が多く、民家建築に興味を持つようになった。 思えば、子供の頃から、プラモデルは当時流行っていた「ミニ四駆...
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富士山と雲(2) ~阿部正直博士の研究~

「富士山と雲」の研究に生涯を捧げた、阿部正直博士のことを知りたくて、御殿場市にある「富士山 樹空の森」を訪ねた。 ビジターセンターにある「富士山天空シアター」展示室に、富士山の歴史・信仰とともに、富士山頂での気象観測の歴史が展示され...
コラム

異端の書道家 中村不折

台東区立書道博物館を創設した中村不折は、江戸末期の慶応二年(一八六六年)に生まれた。 子供の頃より絵を描くことが好きで、長野県で教員をしていたが、二十歳の時に画家を志して上京した。洋画家の小山正太郎の薫陶を受けた後、フランスに留学、...
コラム

二万点の書道コレクション ~台東区立書道博物館~

文化庁の調査によると、日本に博物館の数は五千以上あり、そのうち美術館は千以上ある。しかし、書道に特化した博物館、美術館は数が少なく、全国で数えるほどしかない。その一つの「台東区立書道博物館」を訪ねた。 企画展 書でみる日本の歴史...
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