美術館、個展

コラム

異端の書道家 中村不折

台東区立書道博物館を創設した中村不折は、江戸末期の慶応二年(一八六六年)に生まれた。 子供の頃より絵を描くことが好きで、長野県で教員をしていたが、二十歳の時に画家を志して上京した。洋画家の小山正太郎の薫陶を受けた後、フランスに留学、...
コラム

二万点の書道コレクション ~台東区立書道博物館~

文化庁の調査によると、日本に博物館の数は五千以上あり、そのうち美術館は千以上ある。しかし、書道に特化した博物館、美術館は数が少なく、全国で数えるほどしかない。その一つの「台東区立書道博物館」を訪ねた。 企画展 書でみる日本の歴史...
感謝・感動・歓喜!

伊能忠敬の家訓

伊能忠敬記念館の近くに「伊能忠敬旧宅」がある。 伊能忠敬翁が十七歳から五十歳で江戸に出るまで過ごした家で、国の史跡に指定されている。旧宅の正面には、小野川の荷揚げ場があり、物資を舟で流通させていたことがわかる。今は観光船の船着き場に...
感謝・感動・歓喜!

伊能忠敬記念館 ~五十歳を過ぎてからの大偉業~

佐原の町並みも楽しみであったが、この地で最も行きたかったのが、「伊能忠敬記念館」である。 伊能忠敬翁は、初めて実測日本地図を作り上げた人である。しかも、今よりもはるかに短命だった江戸時代に、五十歳を過ぎてから始めたことに驚き、一体ど...
感謝・感動・歓喜!

古き良き日本が残る 半田・亀崎

先日、知多半島を訪ねた際、半田・亀崎地区にあるホテルに宿泊した。半田運河近くに宿泊しようとしたが、亀崎のホテルになり、ちょっとがっかりしていた。しかし、ホテル近くの亀崎地区を散策したら、古き良き日本を感じ、とても感動した! ホテルの...
感謝・感動・歓喜!

天心記念五浦美術館                      ~なぜ岡倉天心は茨城の五浦に移ったのか?~

念願叶って、茨城の最北端、北茨城市・五浦にある「茨城県天心記念五浦美術館」に行った。 岡倉天心と五浦の画家を顕彰している美術館である。個人的には、総合美術館よりも、優れた芸術家を顕彰する個人名の入った美術館が好きだ。その方が、統一感...
感謝・感動・歓喜!

新美南吉記念館(2)~南吉童話に惹かれる理由~

私が新美南吉を好きになったのは、大学時代である。 暇を持て余し読書三昧のなかで、子供の頃に読んだ南吉童話を読んで感動した。それから全集を読み漁り、同記念館を訪ねたのも、大学時代である。 南吉童話は、自分の周囲にあるような日常的...
感謝・感動・歓喜!

新美南吉記念館(1)~代表作『ごんぎつね』に重なる生涯~

私が最も好きな作家は、新美南吉である。 小学校四年生の全教科書に掲載されている「ごんぎつね」を書いた児童文学作家だ。結核のため、二十九歳の若さで亡くなるまで、数多くの童話作品を残した。 旧制半田中学校在学時から、童話を書き始め...
感謝・感動・歓喜!

生涯を一つのことに捧げる人生に感動!             ~小池邦夫さん、岡田紅陽さん~

外国人に人気の「富士山撮影スポット」に忍野八海がある。 コロナ禍前は、アジア、欧米からのインバウンド客で溢れていた。が今はうって変わって静かで、もともとの富士山信仰の巡礼地である雰囲気を感じることができる。その近くの「四季の杜 おし...
感謝・感動・歓喜!

『笑刻家 岩崎祐司のパロディ木彫展2021』 小國神社にて

こんばんは。いろは君です!先日、遠州一の宮・小國神社に新年のお詣りに行きました。そこで『笑刻家 岩崎祐司のパロディ木彫展2021』が開催されていました。テレビで見たことがあり知っていましたが、実物を見たくて、観覧しました。 小國...
タイトルとURLをコピーしました