2020年10月 穂の国いろは(第2部 豊橋筆の伝統工芸士・川合福男さんのお話と大筆書き体験)

いろは呼吸書法

おはようございます。いろは君です!
今日からしばらく秋晴れが続くようですよ☺

昨日に引き続き、「10月・穂の国いろは・ひふみ呼吸書法」についての投稿です。
今日は第2部「豊橋筆の伝統工芸士・川合福男さんのお話と大筆書き体験」についてです。

豊橋筆の伝統工芸士・川合福男さんは筆作り50年で、多くの書家に愛用されていて、山本光輝先生の光輝書法会のオリジナル筆も作って頂いている方です。
なかなか聞くことができない豊橋筆の歴史、筆作りについての貴重なお話しを伺いました。そして、川合福男さん製作の大筆で、全紙に大胆に書いてみました~☺

川合さんの大筆書きのお手本
横書き
縦書き

筆の材料は、馬、ヤギ(中国山間部に生息するヤギ)、イタチ、タヌキなどがあります。それぞれの毛の特徴(馬は硬く、ヤギは柔らかい毛、イタチは馬より柔らかく、ヤギより硬いなど)を、実際に触れながら教えて頂きました。毛の材料を変えることによって、混ぜることによって、書き心地が変わってくるそうです。無数にある毛を小さな筆に絶妙に整えるのは匠の技です!

豊橋筆は墨含みがよく作られており、根元まで全部墨をたっぷりつけて、先端で書けば、墨がどんどんおりてきます。想像以上に、穂の中には墨が入るようです!
なので、筆を洗うときも、根元を揉んで、穂の中にある墨を出し切るのがポイントとののこと。墨が残っていると筆が傷みやすくなります。あとは、水分をとって、穂を下にして吊るして干すのがよいそうです。
いい筆を大切に永く愛用したいものです!

川合さんの筆のお話しに続いて、川合さん製作の大筆で大筆書き体験をしました!
川合さんが大筆書きの書き方をお手本でみせてくださいました!
書家ではないので…おっしゃっていましたが、とても素敵な字に一同感動!!!

そして、皆さんで大筆書きにチャレンジしました。
いろは君も「筆跡診断」と書きましたが、この筆跡はイマイチですね~(笑)

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