早朝から活気!「勝浦朝市」

感謝・感動・歓喜!

勝浦に来たら外せないのが、「勝浦朝市」だ。

石川県輪島の「輪島朝市」、岐阜県高山市の「宮川朝市」とともに日本最大朝市のひとつと言われている。起源は、天正一九年(一五九一年)に、当時の勝浦城主、植村土佐守泰忠が農業・漁業の症例のために、農水産物の交換の場として開設したものといわれ、四百年以上の歴史がある。

早朝六時から十一時頃まで、水曜日を除き、市街地の中心地で開かれ、地元の農水産物や工芸品の露店が通りに並んでいる。観光客も訪れるが、今でも地元の人々の買い物と交流の場でもある。

海岸線に山が迫り、平地が少ないこの街には大型スーパーやショッピングセンターが見当たらず、鮮魚店、精肉店、酒店、牛乳店、米店、洋品店などなど個人店が多い。

のどかな漁師町ならではの光景は、かつて放映していたNHKの番組「新日本紀行」の一コマのようである。

遠見岬神社
覚翁寺山門
八幡岬公園から見える太平洋と勝浦灯台

朝市の帰りに、近くにある「遠見岬神社」や「本行寺」、「覚翁寺」などを参詣した。立派な神社仏閣があり、敬神崇祖や信仰心が篤いことを感じた。

最後に、市街地から徒歩十五分ほどで行ける八幡岬公園に立ち寄った。この公園は、勝浦城跡があり、岬の先端からは、太平洋の大海原と外房のリアス式海岸が望める。

この絶景を見ながら、漁師町・勝浦の魅力に浸った。

コメント

タイトルとURLをコピーしました