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コラム

富士山頂気象観測に挑んだ野中夫妻

「富士 樹空の森」の「富士山天空シアター」には、富士山頂での気象観測の歴史も展示されている。そこで、初めて富士山頂で冬期気象観測をした野中到・千代子夫妻を知った。 野中到氏は、「富士山頂に気象観測所ができれば、天気予報は当たるように...
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富士山と雲(2) ~阿部正直博士の研究~

「富士山と雲」の研究に生涯を捧げた、阿部正直博士のことを知りたくて、御殿場市にある「富士山 樹空の森」を訪ねた。 ビジターセンターにある「富士山天空シアター」展示室に、富士山の歴史・信仰とともに、富士山頂での気象観測の歴史が展示され...
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富士山と雲(1) ~絵になる風景~

私の自宅からは、富士山がみえる。毎朝、富士山と朝陽を眺め、一日がスタートする。 一年中眺めていると、気づくことがある。冬は空気が澄んで、晴天が多く、高い確立で富士山を眺めることができる。春から秋にかけては見える確率が減る。特に梅雨時...
コラム

精神満腹 清水次郎長(その2)

清水次郎長は波乱に満ちた人生を送った。 その生涯は「次郎長伝」として、戦前は講談や浪曲で人気を集めた。これほど刺激的で魅力に溢れた生涯はあまり見当たらない。また、大政、小政、森の石松などの子分二十八人衆、妻・お蝶などの周囲の人物も次...
コラム

精神満腹 清水次郎長(その1)

静岡・清水に生まれた偉人といえば、清水次郎長が思い浮かぶ。 清水には、生まれた家「次郎長生家」、晩年に過ごした「末廣」が当時の建物を保存して残されていて、観光地になっている。 また、菩提寺で墓がある「梅陰禅寺」には、「次郎長遺...
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稲田石・石切山脈(その3) ~稲田の由来~

笠間市稲田には、石切山脈のほかに、JR稲田駅前に「石の百年館」がある。 館内には、稲田石が出来た過程や粒子、石材産業の歴史など貴重な資料が展示されている。 石の百年館 また、記念館の前には、明治時代に開発を始めた「鍋島彦...
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稲田石・石切山脈(その2) ~地図にない湖~

稲田石の石切山脈は、〝茨城のグランドキャニオン〟とか、〝地図にない湖〟とも呼ばれている。 確かに、切り立った岩壁が連なり、グランドキャニオンを思わせるほどの絶景である。また、現在は採石を休止している「前山採石場」は、岩盤から染み出た...
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稲田石・石切山脈(その1) ~稲田石の歴史~

茨城県笠間市稲田に、日本最大の採石場「稲田石 石切山脈」がある。 百年以上かけて採石し続けてできた岩壁が山脈のように続き、絶景として知られている。 稲田石は、通称〝白い貴婦人〟と呼ばれるほど、白い石肌が特徴の御影石である。石造...
コラム

異端の書道家 中村不折

台東区立書道博物館を創設した中村不折は、江戸末期の慶応二年(一八六六年)に生まれた。 子供の頃より絵を描くことが好きで、長野県で教員をしていたが、二十歳の時に画家を志して上京した。洋画家の小山正太郎の薫陶を受けた後、フランスに留学、...
コラム

二万点の書道コレクション ~台東区立書道博物館~

文化庁の調査によると、日本に博物館の数は五千以上あり、そのうち美術館は千以上ある。しかし、書道に特化した博物館、美術館は数が少なく、全国で数えるほどしかない。その一つの「台東区立書道博物館」を訪ねた。 企画展 書でみる日本の歴史...
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